#41 羽目を外す

こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第だい41回目かいめの放送ほうそうです。始はじまるよっ。

改あらためまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です！はい。

そして、ハッピーハロウィーン！今日は10月31日。ハロウィーンでございます。

私が住むアメリカでは、飾かざりつけをしたりトリックオアトリートをしたり、コスプレしたりする人がいますが、みなさんの国にはハロウィーンのイベントがありますか。今日はハロウィーンについて少し話そうと思います。

まず、ちょっとハロウィーンについて調しらべてみたんですが、もともと古代こだいケルト人、アイルランド人とかスコットランド人が始はじめたとされています。古代こだいケルトでは、11月1日が新年しんねんとされていて、大晦日おおみそかにあたる10月31日の夜に、先祖せんぞの霊れいが戻もどってくると信しんじじられていたそうです。でも、その時に悪霊あくりょうも一緒いっしょにやってきて、作物さくもつに悪わるい影響えいきょうを与あたえたり、悪わるいことをすると考かんがえられていたので、悪霊あくりょうを驚おどろかせて追おい払はらうために、仮装かそうをしたりしていたそうです。それが後々のちのち、キリスト教きょう圏けんへ広ひろがりましたが、最近さいきんでは宗教的しゅうきょうてきな意味合いみあいが薄うすれて、仮装かそうを楽たのしんだり、ジャックオーランタンを作ったりするイベントになりました。

で、もちろんね。ハロウィーンは日本のイベントではありませんが、1980年代だいには初はじめてのハロウィーンイベントが行おこなわれたそうです。ただその頃は知名度ちめいどがまだ低ひくくて、参加者さんかしゃも少なかったようですが、そのあと1997年にディズニーランドでハロウィーンのイベントをし始はじめて以来いらい、急きゅうに広ひろまりました。

今現在げんざいは、日本のハロウィーンと言えば、仮装かそう。コスプレをしてパーティーをするのがメインです。ここ20年くらいは、東京の渋谷しぶやの交差点こうさてんにコスプレした人達がたくさん集あつまることで有名ゆうめいになっています。去年、そして今年はコロナウイルスがあって、なかなかね。ちょっとできないと思いますが、にぎやかなのが好きな人は、いつか行ってみるのもいいかと思います。ちなみに、トリックオアトリートとかジャックオーランタンとか、している人もいるかもしれませんが、私は一度いちども聞いたことがありません。あれはたぶんアメリカだけなのかな？たぶんね。

さて、最後さいごに今日の表現ひょうげんをご紹介しょうかいしますね。今日の表現ひょうげんは、ハロウィーンにぴったりな「羽目はめを外はずす」。意味いみは「調子ちょうしに乗のって、度どが過すぎたことをすること」です。ハロウィーンっぽいでしょう？羽目はめの漢字は「羽はね」に「目め」、外はずすの漢字は「外そと」と書いて、羽目はめを外はずす。でも、由来ゆらいはちょっと違ちがうところにあって。

競馬けいばの騎手きしゅ（ジョッキー：jockey）が馬うまをコントロールするのに、馬に馬銜はみというものをくわえさせて、それを手綱たづなでコントロールすることによって、馬が言うことをきくんですが、そのはみを外すと、馬がコントロールできなくて暴あばれるということから、「はみを外す」。これが転てんじて「ハメを外す」となったそうです。ちなみに、「羽」に「目」と書く「羽目」は、板いたを並ならべて張はったもののことで、壁かべとか。固定こていするという意味があるそうですが、カタカナで書くことも多いです。はい。

みなさんは、ハメを外してしまったことがありますか。渋谷しぶやのハロウィーンもそうですが、イベントだと絶対ぜったいにハメを外す人がいますが、人に迷惑めいわくをかけない程度ていどに、ハメを外さないように楽たのしんでくださいね。

ということで、今日は「羽目はめを外はずす。ハッピーハロウィーン！」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい！