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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第70回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です。
今日はね、更新がまたまた遅くなってしまいましたが、記念すべき70回!ということで、動詞のworkの日本語について話そうと思います。英語のworkはとても便利な単語ですよね。どんな話をしていても、聞きますよね。ですが、みなさん。日本語で「work」を正しく使えていますか。少しの間違いが意味を大きく左右することもありますので、使い方が合っているかどうか、このエピソードで確認してくれればなぁと思います。
まず、workと言えば「仕事する」と「働く」ですよね。どちらも英語でworkですが、「仕事する」というのは、お金をもらってする行動のことで、「働く」は、体や時間を使ってする行動が影響を与えることです。なので、意味的には「仕事をする」のほうが狭くて、「働く」は物にも使うことができます。例えば「ボランティアとして働く」とか「引力が働く」とか。
意味的には同じですが、中には「仕事する」も「働く」も使えない時があって、例えば、yard workと言いたいときね。お金をもらうわけじゃないし、庭でworkをしても影響を与えるわけではないので、「庭で仕事をする/働く」とかは言いません…が!「庭仕事をする」は使います。畑仕事も同じで、「畑で仕事をする」とは言いませんが、「畑仕事をする」とは言うことができます。なぜなら、「庭で仕事をする」「畑で仕事をする」は、庭も畑も、仕事をする場所になってしまうからで、例えば、パソコンを使って庭で仕事をするなら、「庭で仕事をする」と言えばいいですが、「庭の仕事をする」ので、「庭仕事をする」になるんです。
そして、日本語で“It works.”と言いたい時があると思いますが、状況や物によって言い方がたくさんあるので、残念ながら、いつでも使えるような便利なフレーズはありません。例えば、機械であれば「動く」を使います。計画やプランであれば、「うまくいく」to go wellを使います。「予定が空いている」という意味であれば、「ちょうどいい」「都合がいい」と言います。そして、薬がworkと言いたければ、「薬が効く」を使います。
その他にも、例えば、料理に砂糖を使いたいけどはちみつしかない状況で、「はちみつ will work.」と言いたければ、「はちみつでもいい」と言って、実際にはちみつで料理をした後で、「はちみつworked.」と言いたければ、「はちみつでよかった」「はちみつで正解だった」と言います。
…どうですか。みなさん。全部うまく使えていますか。エピソードの冒頭でも言いましたが、少しの間違いが意味を大きく左右することもありますので、ちゃんと覚えて、状況にあった単語を使ってくださいね。
ちなみに今日の表現は「左右する」。「左右する」というのは、漢字で「左」と「右」と書くんですが、左と右という正反対、真逆になってしまうくらい、影響することです。覚えてくださいね。
ということで、今日は「特別回!workの日本語について」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【Nといえば】=“When it comes to ~,…”
N3【~わけではない】=“It doesn’t mean that ~.”
N3【Nによって】=“to depend on N”
詳しく説明をくれてありがとうございます。
こちらこそ、聴いてくれてありがとうございます。
最近エピソードを作っていませんから、また作らなければなりません!