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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第55回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は元気です!
今日は季節が季節なので、温泉の話でもしようと思います。温泉はみなさんも知っていますよね。日本の文化の一つでもある、ようは公共のお風呂のことです。実は公共のお風呂と言っても3種類あって、温泉、銭湯、そしてスーパー銭湯。3つあります。
温泉は自然に湧き出たお湯を使ったお風呂のことで、銭湯とスーパー銭湯は人工のお風呂のこと。銭湯とスーパー銭湯には法律上の区分けに違いがあって、銭湯は普通公衆浴場なので、ようはお風呂に入るのが目的で安くて、スーパー銭湯はその他公衆浴場なので、ようは遊園地とか映画館、カラオケとかと同じ娯楽施設で、アミューズメント性が高くて、料金も高いんです。
とにかく。みなさんの中には「本当に裸なの?」と思っている人もいるかと思いますが、本当に裸です。はい。えっと海外の“hot spring”と呼ばれるところでは、水着で入るところが多くあると思いますが、日本の温泉は基本的に男女別で、完全に裸です。で、よくね。「恥ずかしくないの?」とも聞かれるんですが、個人的には恥ずかしくないです。はい。うん。まあもう慣れたのかな、たぶんね。友達となるとちょっと恥ずかしいなと思うこともありましたが、温泉と言えば裸ですから、あまり抵抗はありません。
温泉では身を守っている物を脱ぎ捨てて、心もノーガードになるので、腹を割って話すことができる場所だとよく言います。「腹を割る」は、本心を包み隠さずに出すという意味がある表現で、普段はお腹に隠している言いたいこととか、いつもは言えないようなこと、言いにくいことを出して言う、という意味があります。
日本では飲み会が多いように上司と部下と温泉に行くこともあって、一緒に温泉に行くことを「裸の付き合いをする」と言うんですが、服を脱いで温泉でリラックスしながら話すことで、肩書きとか身分を置いといて、お互いの裸の姿を通して、お互いが人間だということを再確認して、腹を割って話すことができるんですね。うーん。
ついでに、「腹を割る」と似ている表現をもう一つご紹介しますが、「口を割る」という表現もあって、これは白状すると同じで、隠していたことを言うという意味があります。「腹を割る」に比べると、「口を割る」は悪いことを隠していた時に使うんですが、温泉に浸かっていい気分になると、口を割ってしまう人もいるのかもしれませんね。
みなさんも日本に行ったら温泉に行って、湯船に浸かって、心の内をさらけ出してくださいね。ちなみに、この「腹を割る」「口を割る」は温泉だけでなく、普通の時にも使うことができますからね。是非、使ってみてください。はい。
ということで、今日は「温泉で腹を割る?口を割る?裸の付き合いをしよう!」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N2【N上(じょう)】=N(理論・教育・歴史・表面… )という点から考えて
例:大人になってきたのであれば、教育上よくないことも話すべきだ。
N3【~ず(に)】=~ないで(instead of ~)
例:今日は家でシャワーを浴びずに、温泉に行こうと思う。
N3【Nを通して】=It’s used for an action which was taken by way of another person, means or thing.
例:裸の付き合いを通して、上司とも仲良くなれた。
N3【Nに比べると】=“compared to N”
例:自然に湧き出たお湯は、人口に比べると健康的だと思う。
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