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#51 過言ではない

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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.

こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ
今日はだい51回目かいめ放送ほうそうです。はじまるよっ。

あらためまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は元気です!

さあ、12月に入ったということで、最近さいきんポッドキャストのBGMを冬バーションにえましたが、気づいてもらえましたでしょうか。私はこのシーズン、冬が一番いちばん好きなきせつで、きょくえらんでいる時からわくわくしながらえらんでいました。

冬が好きな理由りゆうあついよりさむいほうが好きなこともあるんですが、イベントごとが多いのも一つの理由りゆうで、クリスマスもお正月しょうがつも大好きなんですが、なんと!私の誕生日たんじょうびも12月にあるんです!12月11日、今日です!…ありがとうございます。(笑)

私にとって、12月から1月にかけては、私の誕生日たんじょうびふく家族かぞく誕生日たんじょうび記念日きねんびがあったりイベントがあったり。えっと、このために一年頑張がんばってきたといっても過言かごんではないくらいちわびていたので、最近さいきんちょっとかれているんですが。といっても、とくパーティーをしたりプレゼントを買ったりするわけではありませんので、冬のんだ空気くうきあじわいながら、冬を満喫まんきつしています。

私はあんまりSNSはしないんですが、ちらっと見てみると、みんなクリスマスプレゼントを買ったり、クリスマスツリーをかざったり。中にはお正月しょうがつ休みのために今一生懸命いっしょうけんめい仕事している人もいれば、ぎゃくに来週からもう冬休みにはいる人もいるし。とにかく、もう来年まで一ヶ月をっていますからね。やりのこしたことがある人は、2021年、のないように。あと一ヶ月でやりってくださいね。

さて、今日の表現ひょうげん過言かごんではない」を紹介しょうかいしますね。「過言かごんではない」の「過言かごん」は「言いすぎる」という意味があって、直訳ちょくやくで「言いすぎではない」。「極端きょくたんだけどそれでも言いすぎじゃないほど」という意味があります。さっき「冬のために一年頑張がんばってきたと言っても過言かごんではないくらいちわびていた」と言いましたが、これは「冬のために一年頑張がんばってきたなんておおげさでしょう」と思うけど、それでも言いすぎじゃないほど、ちわびていたということです。「ちわびる」というのは、つのがいやになるくらいながつことです。
この表現ひょうげんはたいてい「~と言っても過言ではない(くらい)」と使うので、例えば、「彼女は天使てんしだと言っても過言ではないくらいやさしい」とか、「彼のせいでこのプロジェクトがうまくいかなかったといっても過言ではない」とか。

「過言ではない」はJLPTだとN2レベルになりますが、まあ教科書きょうかしょにもなかなかっていないし、勉強する機会きかいがない表現ひょうげんなので、是非ぜひこれでおぼえて使ってみてください。はい。

ということで、今日は「冬のために頑張がんばってきたと言っても過言かごんではないくらい冬が好き」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!

文法チェック

N3【~わけではない】=“It doesn’t mean that ~.”
 例:今日はケーキを買ったが、記念日というわけではない。
N3【Vます+切る】=“to completely finish V.”
 例:みんなでこのプロジェクトをやりきろう!