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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第21回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は夏の連休まで1ヵ月を切ったので、絶好調です!
さて、今日は「こう言っちゃ何だけど」の表現について話そうと思います。「こう言っちゃ何だけど」はよく考えてみると、そんなに難しくないと思いますが、まず「こう」=like this、「言っちゃ」=言っては、「何」=what / something、「だけど」=でも。直訳で”If I say this, it’d be something but…”、つまり“I don’t want to say this but”、もしくは”It’s hard to say this but”です。これは「聞いている人にとってよくないことだから言いにくいけど、失礼なのはわかってるけど、言わせてもらう」という時に使われます。
例えば、友達が「試験を受けたんだけど、全然できなかったよ。あれ、難しすぎ。」と言ったら、「こう言っちゃなんだけど、ちゃんと勉強したの?それに、あの試験は簡単だって聞いたよ。」と言うことができます。例えば、上司が「この前の仕事、田中に任せるんじゃなかった。」と言ったら、「こう言っちゃなんですが、僕なら余裕でできていたと思います。」と言うことができます。ちなみに「こう言っちゃなんだけど」はバリエーションがたくさんあって、例えば「こう言ってはなんだけど」とか「こう言っちゃあれだけど」とか。もちろんストレートに「言いたくはないけど」とか「言いにくいけど」も使われます。
そして、さっき二つ例を挙げたので、気づいた人もいると思いますが、これは結構強い表現です。「言いたくはないけど」とか「言いにくいけど」のほうが意味がストレートに伝わるのでやさしいです。「言わないほうがいいのはわかってるけど」という時に使うので、一応クッションではありますが、それでも言い方次第では強くなってしまうこともありますので、使うなら、ちょっと控えめに言うのがいいと思います。まあ、もし反論したいという気持ちで言うなら、そのまま強気で言ってもいいと思いますが、時と場合を選んで、タイミングよく、カッコよく言うようにしてください。
ということで、今日は「こう言っちゃなんだけど」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N2【N次第だ】=「Nによって(決める・決まる)」
例:今回の試験の結果次第で、大学に入れるかどうかが決まる。
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