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#20 特別回!失礼な日本語6選

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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.

こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ
今日はだい20回目かいめ放送ほうそうです。はじまるよっ。

あらためまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です!はい!

今日は20かい記念きねん特別編とくべつへんということで、失礼しつれい日本語を6つえらびましたので、それをぱぱっとね、ながくならないように紹介しょうかいしようと思います。

早速さっそくですが、1つ目。1つ目は、「あなた」です。これは知っている人も多いですよね。日本語で「あなた」を使うと、距離きょりがあるようにかんじてしまいます。なので、名前を知っていたら名前を使って、毎回ね。名前を使って、もし知らなかったら、言わないようにけるのがベストです。それプラス、できるだけ早めにまわの人の名前を聞いておぼえるようにしましょう。

次に2つ目。2つ目は、「知らない」(I don’t know.)です。「知らない」はたしかに”I don’t know.”ですが、日本語の「知る」は知識ちしき(knowledge)に使われます。なので、例えば、「イタリアの首都しゅとを知っていますか。」と聞かれたら「知りません。」と言うことができますが、「明日何をしますか。」と聞かれて「知りません。」とこたえたら、とてもつめく聞こえてしまいます。”I don’t care about your question.”くらいです。なので、そういう時は「わかりません」を使うようにするといいです。ちなみに、カジュアルでも「知らない」というとつめたいので、「わからない」と言うようにしましょう。

そして3つ目。3つ目は、「ひまですか。」です。友達や家族たいしてだったら、「ひま?」って聞いてもいいですが、目上めうえの人たいして「ひまですか。」は失礼しつれいです。「ひま」の意味は、たしかにbored / freeですが、日本語の「ひま」には、「何もしていない」という意味があります。もし「ひまですか。」と言ったら、”You’re not doing anything, are you?”と聞こえてしまいます。なので、目上めうえの人に聞くときは、「お時間ありますか。」と聞くのがいいです。

どんどんいきますよ~、4つ目。4つ目は、「上手ですね。」です。「上手ですね」は、goodという意味ですが、同時どうじskillfulという意味もあります。これは物たいしてというよりも、人たいしてですね。なので、プロじゃない人に「料理りょうりが上手ですね。」「が上手ですね。」というのは問題もんだいありませんが、料理人りょうりにん画家がかたいして、「上手ですね。」というと「いやいや、プロだから上手なのはたりまえだし。」と思われてしまいます。なので、もし料理人りょうりにん料理りょうり画家がかについて”good”と言いたいときは、ちゃんと「おいしい」や「きれいな」と言わなければなりません。

そして5つ目は、「~してください。」です。「~してください」は、インストラクションとか許可きょか(permission)、ねがいする時に使われますね。ですが、「~してください。」は失礼しつれいになることがあります。中でも誰かにおねがいする時は「書いてくださいませんか。」「書いていただけませんか。」と質問しつもんにしたほうがいいです。ちなみに友達や家族におねがいするんだったら「書いて!」と言ってもいいですが、それでもつよ聞こえることがありますので、アクションによっては「書いてくれない?」「書いてもらえない?」と言うといいです。

そして最後さいご6つ目。6つ目は、「~たいですか。」です。例えば「これ食べたいですか。」「私がった写真しゃしん、見たいですか。」とかですね。英語だったら”Do you want to eat?”ですが、日本語では「食べたかったら、許可きょかするよ。」と聞こえます。なので、例えば、「毎日クッキーが食べたいですか。」「日本に行きたいですか。」とただの質問しつもんを聞く時はいいですが、私(自分じぶん)が作ったクッキーについて聞くときは「クッキー食べませんか。」とか「食べてみますか。」とか。カジュアルでも、「クッキー食べる?」「食べてみる?」と聞くのが普通ふつうです。ちなみにこれと同じで「~てほしい」(I want someone to do something.)も同じです。「食べてしいですか。」(Do you want me to eat?)は失礼しつれいです。「食べましょうか。」もしくは「食べてもいいですか。」というのがいいです。友達同士どうし冗談じょうだんだったら「食べてしい?」ということもできますが、それでも、たいてい「私が食べようか。」とか「食べてもいい?」と聞きます。

ということで、今日は「失礼しつれいな日本語6せん」ぱぱっとご紹介しょうかいしましたが、いかがでしたか。知っているもの、知らなかったものあると思いますが、ただ日本語を勉強するだけじゃなくて、使いかたもね。ただしい使いかた使えるようになってください。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!

文法チェック

N3【Nに対して(たいして)】=”towards N”
 例:答えがない質問に対して「知らない」と言うのは失礼だ。
-【N同士】=”both are N”
 例:子供同士の喧嘩には、大人がわざわざ口を出さなくてもいい場合もある。