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#17 職業病

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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.

こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ
今日は第17回目だいじゅうななかいめ放送ほうそうです。はじまるよっ。

あらためまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私はあいわらず花粉症かふんしょうせきが出ますが、元気です!

今日はタイトルにあるとおり、職業病しょくぎょうびょうについてお話しようと思います。

まず、この「職業病しょくぎょうびょう」という言葉ことばの意味が分かりますか。「職業しょくぎょう」は仕事のことですよね。そして「病」は病気びょうきの「病」で、よく「○○びょう」「何とかびょう」のように病気びょうき名前なまえ使われます。なので、「職業病しょくぎょうびょう」は、その仕事をしているせいでこってしまう病気びょうきのことです。例えば、おも物を持たないといけない仕事をしている人は、腰痛ようつうこしいたくなることですね。あとは、工場こうじょうなんかで働いている人は、工場こうじょうの中にある物によっては、空気くうきが悪くてアレルギーになってしまうかもしれませんね。

もともとこういうものを職業病しょくぎょうびょうって言うんですが、今はじつは他の意味でもよく使われるようになって、その仕事をしているせいで私生活しせいかつ、プライベートですね。私生活しせいかつでもそれをしてしまうことを言います。例えば、ふくを売っているアパレル店員てんいんは、自分が買う時でもレジに行く前にふくたたんでしまったり、美容師びようしさんだったら、みちで会う人、電車でんしゃの中で会う人の髪型かみがたを見てしまったり。これも職業病ですね。

私も職業病があって、私はオンラインで日本語のレッスンをしているんですが、まずこしくびいたくなったりしますね。同じ姿勢しせいすわっぱなしですからね。あとは、ずっとパソコンの画面がめんを見つづけなければなりませんので、目も乾燥かんそうしますコンタクトもしているので、目薬めぐすりかせません

そしてもう一つの意味での職業病もあって、やっぱりレッスンでは初級しょきゅうの人が多くて、知っている文法ぶんぽう言葉ことばかぎられているので、生徒せいとのレベルにわせて話しますよね。

で、私はとくアメリカに住んでいて普段ふだんは英語を話すので、日本語を話すと言えばレッスンくらい。なので、家族や友達に電話でんわすると、いつも簡単かんたん言葉ことばで、しかも丁寧ていねいレッスンのように話そうとしてしまいます。家族や友達と電話でんわするよりレッスン時間のほうがながいので、毎回電話でんわ最初さいしょは言いかけて、「あ、違う。」ってなります。もちろん、すぐに気づいてえますけどね。

あとは、日本語のレッスンをはじめてからですが、私が家族や友達と話すときに、「これは日本語としてってるのかな?」ってかんがえながら話すようになりました。日本人が使う日本語には、スピーキングならではの間違まちが間違まちがいというか、文法的ぶんぽうてきただしくない間違まちがいがたくさんありますからね。ただ、その日本人が使う日本語の間違まちがいがいいかどうかは、ちょっとむずかしいのでね。また機会きかいがあったら他のエピソードで話しますね。

みなさんはどうですか。職業病がありますか。ポッドキャストではコメントが書けませんが、Transcriptionがあるブログとか、あとは最近さいきんはじめたYouTubeにはコメントを書くところもありますよね。ですので職業病があるよという人は、ぜひ書いてシェアしてください。

ということで、今日は「私の職業病しょくぎょうびょう」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!

文法チェック

N3【Nのせいで】=”because of N (in a bad way)”
 例:毎日彼氏と長電話しているせいで、携帯電話の料金が高い。
N3【Vます+っぱなしだ】=It’s used when the speaker thinks it’s not good to neglect doing what people should do after V, and leave things as they are. Also, it expresses that a continuation of V is a problem.
 例:普段は仕事から帰ったら服を脱ぎっぱなしにするが、今日は客が来るから、ちゃんと畳んでクローゼットにしまった。
N3【Vます+かける】=”has started V and hasn’t finished with it yet.”
 例:使いかけの目薬をなくしてしまったので、新しいのを買わなければならなかった。