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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第13回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は昨日とおとといが休みだったので、とても元気です!はい!久しぶりにフランス語のレッスンをしたので、久しぶりと言っても、2週間ぶりくらいかな?うん。に、フランス語のレッスンをしたので、とてもいい気分です。
みなさんは最近、日本語を勉強していますか。このポッドキャストを聞いている人は、日本語を勉強している人がほとんどだと思いますが、普段みなさんは、何を勉強していますか。漢字が好きな人は漢字、JLPTを受ける人は文法、幅広いトピックで会話できるようになりたい人は語彙、言語を勉強する時には色々なことを合わせて勉強しなければなりませんよね。
私の生徒にもN3以上、中級上級の生徒が何人かいるんですが、みんなたくさん言葉も知ってるし、漢字も知っているし、会話するのに全然問題はないんですが、自然じゃないと思うことが、やっぱりね、いくつかあってね。今日はその話、日本人の会話の仕方の話をしようと思います。
まずね、言語は絶対に文化が関係していますよね。何といっても、言語は人が使うものですからねなので、日本人の文化、考え方、そして話し方を知らなければ、自然に会話できるようにはなりません。ま、ただ「自然」と一言で言っても意味がいくつかあるので、これについてはまたいつか話そうと思いますが、今日はひとまず、日本人っぽい会話のし方のポイントを3つご紹介しようと思います。
早速、一つ目。一つ目のポイントは、相槌を打つことです。相槌を打つというのは、人の話を聞きながら「うん」「うんうん」「そうなんだ」「そうだね」と言うことです。相槌を打つと話している人は「あ、聞いてくれている」と思いますよね。それで会話がスムーズになるんですよ。アメリカ人と英語で話している時に実感するんですが、みんなじっと私を見ているので聞いてるのはわかるんだけど、私の英語があってるのか、みんな本当に理解しているのか全然わかりません。誰かが話している時は、聞いている人が相槌を打って、話している人も聞いている人も、会話に参加するというのが日本人の話し方です。
そして次に2つ目のポイント、2つ目は、オウム返しをすることです。オウムはparrot、鳥ですね。返すはto return。なので、オウム返しはオウムのように話している人のまねをすることです。あの、まねをすると言っても、話している人の言葉を全部言うわけじゃなくて、例えば誰かが「先週上司に急に仕事を頼まれて、土曜日仕事だったから今週は疲れてるんだ。」と言ったら、「それはいやだね。」「それは疲れるよね。」と言います。もし誰かが「彼からサプライズのプレゼントもらったんだ。」と言ったら、「え!?プレゼントもらったの?」「それはうれしいね。」と言います。なので、全部返すわけじゃなくて、特に感情については、オウム返しをすると日本人っぽくなります。感情以外にも確認のためや驚いた時、まあ驚いたときは他の言語でもよく使われるかと思いますが、オウム返しが上手に使えると、もっと自然になると思います。
そして最後三つ目は、同意を求めることです。同意はagreementですね。日本語には、「~ね」「~よね?」「~でしょう?」「~んじゃない?」「~ましょうか。」などの同意がある文末がよく使われます。例えば「暑いね。」「うん、最近暑くなったね。」とか「これにする?」「これでいいんじゃない?」「じゃ、これにしようか。」とか。
ポイント①にも②にも当てはまることですが、日本人って基本的に自信がない人が多いし、日本では自分の意見を言いすぎない、協調性があることが大切なので一人で長く話し続けることは、あまりないんですよ。外国人って自信がある人が多いですよね。特に…ごめんね。アメリカ人?アメリカ人は、はっきりとした意見があって、話すときも自信満々で、もちろん、だからアメリカ人はプレゼンとかとても上手だと思うんだけど、日本人っぽく会話したかったら、聞き上手にならなきゃいけないんですよ。聞き上手と言うのは、そのまま「聞くのが上手な人」のことね。ちなみにアメリカ人のように話すのが上手な人のことを「話し上手」って言います。
日本人っぽい自然な会話の仕方としてポイント3つ話しましたね。相槌を打つこと、オウム返しをすること、そして同意を求めること。これをしてみると文法とか語彙だけでではなくて、トータルでね。日本人っぽい会話になると思います。
ということで、今日はちょっと長くなっちゃったけど。「日本人っぽい会話の仕方」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【~わけではない】=”It doesn’t mean ~.”
例:文法や単語をよく知っていても、母語話者のように自然に話せるわけではない。
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