Learn Japanese @Satominchi → Anchor ・ Spotify ・ Apple
This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第65回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です。
今日はね、前回のエピソードで和製英語について話した時に言った通り、カタカナについて話そうと思います。まずみなさんも知っている通り、日本語でカタカナを使う時は、たいてい英語やポルトガル語、フランス語といった外来語をそのまま日本語で発音する時ですよね。例えば、英語だと、ペン、ピアノ、クライアント、サマリー。ポルトガル語だと、カステラ、ボタン、マント。
じゃ、カタカナで書かれている言葉は全て外来語なのかというと、必ずしもそうとは限らなくて、カタカナは、外来語、和製英語、擬音語、そして強調するために使われています。思いのほか、複雑なので順番に説明しよう>と思うんですが。
まずは外来語ね。これが一番多いケースだと思いますが、さっき言ったような英語やポルトガル語はもちろん、フランス語、スペイン語、オランダ語、イタリア語など、様々な言葉から来ています。「カナダ」とか「マリア・スミス」などの固有名詞も外来語に含まれますが、「山」「湖」「大学」などは日本語を使うことも多いので、例えば「ミシガン湖」とか「ハーバード大学」とか「ニューヨーク市」というようにカタカナと漢字を混ぜて言うこともありますが、いつもそうとは限らず、「ニューメキシコ」や「バージニアビーチ」のように、カタカナをそのまま残すこともあります。
そして次に和製英語ですね。外来語をもとにしてできた日本語もカタカナを使うんですが、詳しいことは前回のエピソードを聞いてもらえるといいかと思います。
そしてドンドンとかガシャンとかの擬音語もカタカナで書きます。ただ、ルール上ではカタカナですが、書く人によってはひらがなで書くこともあるし、わくわくやつるつるなどの擬態語はひらがなで書くことになっているので、友達にメッセージをする時には、オノマトペはひらがなでもカタカナでも、あまり気にしなくてもいいです。
そして最後に、強調するためにカタカナを使います。日本人には書き方や漢字の読みにイメージがあって、例えば、漢字は知的で硬い。ひらがなは優しい。カタカナは軽い。そして漢字の中でも、音読みは硬く、訓読みはカジュアルなイメージ。なので、漢字があってもカタカナで書かれることもあれば、音読みしかないけどちょっと硬すぎるので、単語を使わずに文で説明する場合もあります。
例えば、car dealer。日本語にしようとすると、自動車販売業者とか自動車売買業者になりますが、全て音読みで硬いイメージがあるので、話す時とかメッセージのやり取りであれば、「車を売る会社」と言ったり、ちょっとおしゃれにしたければ「車のディーラー」と言ったりします。
とにかく、この4つの場合、外来語、和製英語、擬音語、そして強調するために使うんですが、思いのほか複雑だったでしょう?「思いのほか」というのは、「思っていた以上に」という意味です。このレベルになったら、漢字とか文法に追われがちですが、このエピソードを聞いて、もう一度カタカナについて考えてくれたらなと思います。はい。
ということで、今日は「思いのほか複雑なカタカナ」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【~とは限らない】=“We can’t say that is always ~, there may be cases that is not.”
N2【N上(は)】=「~の点から考えて」 ※視点や分野を意味する決まった名詞が使われる。
N3【Nによっては】=It’s used to pinpoint one outcome from a range of possible outcomes.
N4【~ことになっている】=It indicates that something has been scheduled, or established as a rule.
N3【~ず(に)】=「~ないで」
N3【~がち】=It’s used to say something/someone tends toward a bad state or situation, which means “something is often does / is ~.”
こんにちは
なるほど、 音読みで硬いイメージがあリます。 私は台湾人ですから 音読みはとても親切な感じで 理解もやすいです。
こんにちは、
そうですか。それは、おもしろいですね。多分台湾人(中国人)にとって音読みは普通ですから、親切な感じがあるんだと思います。それに、理解もしやすいでしょうね。