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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第49回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です!
今日はある言葉をご紹介しようと思います。それは「一期一会」。
まあ聞いたことがある人もいるかもしれませんね。漢字は一つの期(ご)。期は「期間」の「期」で、一つの会(え)。会は「会う」という字。一つの期間に一つ会う、つまり一生に一度会う。なので、「一生に一度の出会い」という意味があります。これは、本当に一生に一度しか会わない人に対して使うわけじゃなくて、人との出会い、その人との時間は、一生に一度しかないから大切にしましょうという例えに使います。
この言葉の由来は、日本文化の一つである茶道にあって、あのお茶の世界で活躍した千利休という人が言った言葉があって、まあただこの言葉も千利休の弟子が聞いた言葉として書き残したようですが、「茶会で出会う人は常に一度きりだと思って、丁寧にお茶を出してもてなす」。これが「一期一会」という言葉の始まりでした。
で、今回ね。なんでこの言葉を紹介しようと思ったかを少しお話ししますが。先日、ある私の生徒のレッスンが終わりました。私はね、みなさんも知っているようなオンラインのプラットフォームでレッスンをしているんですが、そういうところは生徒も先生も人の入れ替わりが激しくて、あの、何も言わないまま辞める人も少なくありません。まあこれはオンラインレッスンのいいところでもあるし悪いところでもあるんですが。
私は3年間同じプラットフォームで教えてきましたが、彼女が初めての正式にレッスンを終えた人でした。
彼女は最初に私のところに来た時にはもうJLPTのN3レベルにいたので、レッスンではN2を勉強したり、スムーズに会話できるように色んなトピックを使って話したりしていたんですが、そういったレベルが高いレッスンって、なかなかできないんですよね。一般的にレッスンで一番多いレベルは初級だし、中上級の人だとあのなかなかね、上手になっているのをが感じられなくて、長くレッスンを続ける人も少ないので、彼女がレッスンを2年続けてくれて、しかも彼女の場合は、レッスンを辞めて日本に行く!ということで、まあ嬉しいやら悲しいやら色んな感情がありますが、それと同時にレッスンは一期一会だなと思いました。あの彼女とは連絡先を交換したので、これからは先生と生徒でありながら友達としても、話せたらなぁと思います。はい。
ということで、今日は「レッスンは一期一会」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【Nに対して】=“towards N”
例:仕事を辞める人に対して、ネガティブなことを言ってはいけない。
N3【~わけではない】=“It doesn’t mean ~.”
例:千利休の考え方によると、茶道はお茶を飲むのが目的なわけではない。
N3【~まま】=“~ is continuing unchanged.” or “~ has taken place (but hasn’t finished yet) .”
例:まだ一度も連絡していない。連絡先を交換したままだ。
N2【~やら~やら】=「~とか」「~たり~たり」「~か~」。大変なことや驚いたことなどが色々あって、はっきり言えない時に使う。
例:オンラインレッスンは問題も多いが、便利やら楽しいやらいいところもいっぱいある。
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