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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第42回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です!はい!
最近だんだん寒くなって、冬らしくなってきましたね。私が住むノースカロライナ州では、朝晩寒い時は5度を下回るようになって、こうしてポッドキャストを撮っている時にも、腰から足にかけてブランケットを巻いてるんだけど、窓際に座ってるので、これでもちょっと寒いくらいです。はい。今日はそんな季節になってきたからこそのおはなし。衣替えについて話そうと思います。
まずこの「衣替え」という言葉には、「服を替える」という意味があります。「かえる」という漢字は、”to change”ではなくて”to exchange”のほうね。なので、「服を替える」と言いましたが、古い服を捨てて新しい服を買うわけではなくて、夏服と冬服を交換することを言います。
日本ではたいていシーズンオフの服を箱の中に入れて、クローゼットとか押し入れの奥、もしくはクローゼットとは別の場所にしまったりします。例えば、夏には長袖やコートやセーターといった冬服は箱に入れておくんです。で、寒くなってきたころにクローゼットやタンスの中を入れ替えるんですが、これが「衣替え」です。
ちなみにこの衣替えは学生の制服や体操服にもあって、小中高と、夏服には半袖短パン。冬服は長袖長ズボン。制服だと、夏と冬で生地が違ったり色が違ったりします。私が通っていた中学校の制服は、セーラー服だったんですが、夏は白地に黒いタイをして、冬は黒地に白いタイをしていました。はい。
で、私が子供の頃は母がしてくれていましたが、衣替えを見ているのが大好きで。というのも、子供だからね。半年前にどんな服を着ていたとかあまり覚えていなかったし、愛着がある服もなかったんですよね。私は。だから箱を開けて、半年前に着ていた服を見て、新しい服を買ってもらったかのようにうれしくなっていました。
あとは田舎だと特に「お下がり」っていうのがあって、お下がりというのは親戚とか知り合いとか年が上の人が着られなくなった服とか使わなくなった物を、年下の人にあげること、もしくはその物のことを言うんですが、なんせ私は田舎出身だし、私の世代としては家族が多いほうなので、よく衣替えの季節にお下がりをもらいました。
日本はね、昔「物は使えなくなるまで使うべきだ」っていう常識があったので、お下がりはね。1955年からの高度経済成長期が始まるまでは普通に行われていたことで、私の幼少期について話しましたが、私は1991年…ま、年はバレますけど。はい。(笑)1991年生まれなので、こういう文化で育ててラッキーだったなと思っています。
最近はハイテクな物が増えて、買い替えやすくもなりましたが、物は大切にしましょうね。みなさん。はい。日本でも「直すより買ったほうが安い」っていう文化が広まりつつありますが、直せるものは直して。どれも消耗品とは言われていますが、物に対して愛着が持てるような生活がしたいですね。はい。
ということで、今日は「モノを大切にしよう!衣替えとお下がり」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【~らしい】=“It has the typical quality of ~.”
例:七月に入ってから、夏らしくなってきた。
N2【~から~にかけて】=だいたい~から~まで(場所・時間)
例:七月から九月にかけては、雨も少なく蒸し暑くなる。
N3【~からこそ】=It’s used to emphasize that the reason is important or special.
例:田舎出身だからこそ、子供の頃、都会にはない遊びをしたことがある。
N3【~わけではない】=“It doesn’t mean ~.”
例:必ずしも買うよりも直すほうが安いわけではない。
N3【Nといった】=It’s used for examples.
例:コートやワンピースといった服は、お下がりでも着やすい。
N3【~かのよう】=It’s used for metaphor, which is same as “~よう”.
例:四月なのに、まだ冬であるかのように寒い。
N3【~べきだ】=“should ~.”
例:学生の意見を聞いて、制服をデザインするべきだ。
N2【~つつある】=~という変化が進行中だ。
例:三月に入って、温かくなりつつある。
N3【~に対して】=“do something towards ~” or “have an attitude regarding ~.”
例:子供に対して嘘をつくなんて、親のすることではない。
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