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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第46回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は今日も元気です!
私が住むアメリカでは、来週の木曜日に感謝祭があります。サンクスギビングのことですね。たぶんカナダにもあると思いますが、カナダでは10月にあったんじゃないかなと思います。
聞くところによると、アメリカでは家族で集まって夕食を食べるそうで、メニューは、ローストターキー、グレービーソース、マッシュポテト、キャセロール、そしてパイ。私は日本生まれ日本育ちなので、何をするかそして何を食べるか知っていますが、正直あまりピンとこなくて。要は家族で集まって決まった料理を食べる。日本人の私にとっては、お正月みたいな感じかな?なんて思っています。
「ピンとこない」というのはね、「実感できない」って意味で。あのアニメとかマンガで、キャラクターが何かを思い出したり思いついたりわかったりした時に、頭の上に電球が出ますよね。あれを「ピンとくる」って表現するんだけど、その「ピン」が来ないってことは、つまり「わからない」「実感できない」。”I don’t understand.”とか”I don’t get the point yet.”ということです。
他にも、私個人的にピンとこない祝日が4th of July。あの、アメリカの独立記念日ですね。みんなで集まってパーティーをしたり花火をしたりするのはわかるんですが、建国記念日を盛大に祝わない日本で育ったので、いまいちピンときていません。育った文化は、概念とか価値観を与えるのでやっぱり大きいですね。
で、この「ピンとこない」は別に祝日のことだけじゃないので、例えば、「日本では気温は摂氏を使うから、華氏で言われてもピンとこない。」とか。まあ本当にその通りで、「今日は70度だよ」って言われても、暑いのか寒いのか、私は全然ピンときません。まあ、その感覚がありませんからね。これは計算すれば済むことですが、ピンとくるまでちょっとずつ学ばないといけませんね。
ちなみにさっきお話ししたように、アニメとかマンガで電球が出るのを「ピンとくる」と言いますが、これも何かを思い出したり思いついたりわかったりした時に使われます。
みなさんは、ピンとこないと思っていることがありますか。日本語を勉強しているみなさんなら、日本語の文法に対しても「ピンとこないなぁ」なんて思っていることがあるんじゃないでしょうか。最近私の生徒とN3のある文法について話していたんですが、意味はわかるし翻訳もできますが、日本人の私でも「説明が難しいな」と思うほどピンとこない文法がたくさんあります。中上級になってくると最初からはピンとこない文法も増えますが、なるべく多くの日本語に触れると、少しずつ文法が文脈や状況、そして気持ちに合って、わかるようになると思います。はい。
ということで、今日は「ピンとこない文化の違い」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【Nに対して】=“towards N”
例:家族に対して思っていることはたくさんあるが、言えない。
N3【~ほど…ない】=“not as … as ~”
例:アメリカには、日本ほどおいしくて安いレストランがない。
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