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This is a Japanese podcast for intermediate and above learners.
こんにちは、みなさん。さとみんちポッドキャストへようこそ。
今日は第62回目の放送です。始まるよっ。
改めまして、こんにちは。さとみです。
みなさん、お元気ですか。私は、元気です。
今日はね、ある日本のテレビ番組の話をしようと思います。まあテレビといっても、普通のテレビは私はあまり見ないので、Netflixとか、Amazonプライムで見たりするんですが、最近はNetflixの「ラブ・イズ・ブラインド」の日本版を見ています。その番組では、男女が顔を見ずに話して、対面する前にプロポーズして婚約するっていうもので、もともとはアメリカかな?そして他の国のバージョンもあるようで、私は日本版以外はたぶん見ないと思いますが、みなさんの中には見た方もいるかと思います。
その番組は、ようは外見で人を判断せずに性格をみて結婚できるかっていう実験的な番組だと思いますが、この番組に限らず、いい人を見つけるのって、まず難しいですよね。パートナーを見つける理由は人それぞれあると思うんですが、結婚したいっていう人だと、生活観とか価値観が合うのかとか、家族に対する思い、例えば子供が欲しいとか親と暮らしたいとか、そういうことを踏まえて考えないといけないので、ただかっこいいかわいいだけでは結婚できないし、もっと言えば、優しいとか趣味が合うっていうだけでも結婚はできないと思います。そういうことって、突き詰め始めたららちが明かないですよね。
「らち(埒)が明かない」っていうのは、いつまでたっても進まないとか、いつまでたっても決まらないという意味があって、「本当にこの人でいいかな」とか「嘘ついてないかな」とか、考え始めたらきりがないんですよね。
私が見ている番組に限っては、短期間で結婚するのが前提でみんな参加しているわけだから、よりね。深く考えすぎたら、らちが明かないですよね。考えなくてもいいっていうことではなくて、ある程度相手を知ったら、あとはもうお互いに決めて努力するしかないってことです。こういうのって結局タイミングと二人が同じ方向を向いているか、そしてそれに向かって努力できるかだと思うんですよね。
私は結婚してまだまだ4年目なんで、公共の場で大口は叩けませんが、私と旦那は全然違う性格だし、同じ趣味もあれば違う趣味もあるし、私は旦那に言いたいことは言うし、旦那にも言われるし。でも結局のところ、それしか方法がないですよね。一緒に住むとなると。夫婦喧嘩するとか違う趣味とか、そんなのは違う二人の人間なんだから当たり前で、あとは二人がどれだけ寄り添うかが問題だって、番組を見て思ったんです。
日本の場合はヤラセっていうものも流行っているので、番組自体はあまり本気にはしていませんが、結婚観について考えさせられました。みなさんも、見てみてくださいね。外国人のみなさんにとっては結構面白いと思いますよ。日本語の勉強はもとより、日本人がどんなことを質問するのかとか、結婚する時に何を大切にするのかとか知ることができますからね。はい。
ということで、今日は「先のことについて考えても、らちが明かないもんなんじゃない?」のおはなしでした。わからないところがあったら、ウェブサイトのtranscriptionをチェックしてみてください。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
またね。ばいばい!
N3【~ず(に)】=~ないで
N2【~に限らず】=~だけでなく
N1【~を踏まえて】=~はあらかじめ考慮して
N2【~に限って】=範囲を~にしたら
N2【~はもとより】=~はもちろん…も
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